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miyasu さんが掲示板に投稿してくださった野球ネタです

3. ミスタープロ野球(後)〜ファンのために

最後は長嶋さんの守備について話そう。

長嶋さんは守備でも華麗なプレーをしていたのを古い映像で
見た事がある。
どう表現していいのか難しいが、流れるようなステップで
ボールを取って投げるスローイングまでの動作が華麗で
なんともかっこいいのである。(笑)

長嶋さんはよくバッティング時に空振りした時、ヘルメットが
地面に落ちる事があったが、守備でも同様に
スローイングをし終わった後帽子がグラウンドに落ちるのである。
その姿にも又ビデオの昔の映像にも関わらず魅了されてしまった。

更にエラーをしても絵になる選手でもあったから不思議である。

守備の記録として三塁手の214守備機会連続無失策の日本記録
があるのでやはり下手では無かったのであろう。

後に長嶋さんがテレビで第二次政権の監督勇退後、
自分の守備についてこのような感じで語っていた。

簡単なゴロを難しいゴロに見せてアウトにし、ファンを喜ばせ
るのもプロの仕事だから、目立つプレーをしていたと。

最近では、難しいゴロを簡単なゴロに
見せる玄人タイプの職人が多い中(どちらがいい悪いとかではなく)
守備でもファンの事を考えてプレーする選手であった事が
そのテレビの映像を見てとても伝わってきたものである。


余談だが、ファンの事を考えているという精神が第二次政権監督時代
になっても続いているのがわかるエピソードがある。

第二次政権監督時代にテレビで、このような感じで言っていた。

プレーしてる選手にとっては普段の試合はシーズンの1試合かも
しれないが球場に応援しに来てくれるファンはめったに来れない中
の1試合何だからお客さんに喜んでもらえるような試合をしろと

何とも素晴らしい事である。

すなわち、長嶋さんは球場に来てくれるファンのために、
無様な負け試合をみせたくなく、勝った試合を見せて
ファンが家に帰る時に来て良かったなあと思って欲しいのである。
そのため、毎試合勝とうとしてあの無茶苦茶な采配を
してるというのが高校時代にわかった。

そして、それ以来長嶋さんの采配にあまり批判が出来なくなった
自分がいた。


タイトルだけを見ると17年間で
   MVP5回
   最多安打10度
   首位打者6回
   本塁打王2回
   打点王5回
   ベストナイン17度
   ゴールデングラブ2度
   オールスター出場16度
となっていて、記憶だけでなく記録でも素晴らしい成績を残していた。

又ルーキーから16年連続勝利打点二桁という数字だけでも
勝負強さがわかる。

総括すると長嶋さんは打って欲しいときに結果を残し、
又華やかな大舞台で結果を残すだけでなくファンの事を
1番に考えて常にプレーをしていたから
全国民から人気があり、今でも根強い人気があるのであろう。

それでは、最後に長嶋さんの不思議な魅力を物語るエピソードです。

さてさて、長嶋さんがルーキーの年ホームベースを踏み忘れ
トリプル3と全て3揃いを逃した約35年後の1993年、
監督第二次政権復帰1年目の事
息子一茂が4月23日阪神戦で打ったホームランが
セリーグ通算3万号(又3ですね)を記録した。
さて、あの時自分がホームベースを踏んで自分が脚光を浴びたら
息子の一茂にはこの記録はつきませんでした。(結果論ですが)

自分がミスをした事で結果的に息子が脚光を浴び、
しかもそれを自分の監督1年目に、目の前で息子の勇姿を見れた
のだから生まれながらもってるものというか、
不思議な感じがしますね。
本当に長嶋さんらしいエピソードですね。

おしまい

終了です。ちと長かったですが、いい話にしたはずですw
ちなみに、お客さんのための精神はNYY松井秀喜に受け継がれてます。
球場に来てくれるファンはめったに来れません、
だからファンが来てくれた1試合に自分が出てなかったら
どんなにがっかりするか松井はわかっているのでしょう!
試合に出続ける事に対するこだわりは、ここから来てるそうです。
では又!


posted by miyasu-san on 2003/12/09(Tue) 22:58
[BBS No.383]

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