何を言っても安っぽいのだけど、惨いとしか言いようがない。
橋が抜けて、道路に穴が開いて、黒い水が町を覆って、車が積み重なって、家が流されて。
技術の進歩がなんだと言っても、こんなにも簡単にあらゆるものが駄目になるものなんだと思った。
金曜は普通の就業日。
地震発生時は異常な揺れっぷりと感じながらも恥ずかしながら避難しようともせず、得意げにネットで地震情報確認してた。
東北で震度6強と知った。
廊下の防火扉が閉まってた。
念のためサーバ室の状況確認しに行ったところで、二回目の大揺れ。
自席もどって先輩らとすごかったっすねーとか6階は大変だったよーとか不謹慎に談笑してみたり、ワンセグでニュース確認したり。
部長命令でようやく外に避難。
あまり緊張感なく同期や先輩らと喋ってた。(先輩、通帳。)
管理部から正式に避難命令が出たらしく、続々と建物内から全ての人が出てきて庭に集まってた。
ワンセグ見てたら空港とかに水が流れてて、画像がバグってるのかと思った。
4時半頃?、1時間くらいしたところで、雨がぽつぽつ来て、ロビーへ、そして本日終業の放送。川沿いの人以外は帰宅命令。
アパートが川沿いではないとはいえ、電車が止まっているらしく帰れず、自席にてスピリッツを回覧したり。
非日常的な状況に、帰らず残ってる人もほとんどが仕事が手につかず、変な雰囲気。
ustreamでニュース中継みたり。
周辺は停電で、東京寄りの隣の地区は灯りがついてたけど、日が落ちてからは会社周辺は真っ暗。
twitter情報じゃ最寄りのコンビニではお客さんが懐中電灯で買い物してたらしい、が、数時間後に見に行った際にはさすがに閉まってた。
駅もその前の商店も全て灯りが消えてて、信号も停止。見慣れた町が異世界だった。
一度帰った先輩らも、家が停電だったりもあって物資を持って事務所に戻ってきたり。
社内では水と乾パンの配給もあった。けどまぁうちの管理部のやる気のなさを改めて感じて苛立ったり。
ああいう場面でいの一番に動くべき人たちなんじゃなかろうかと。
我々が本館から段ボールを運んできたところで、何もせず後からのこのこ出てきて仕切り始めたときは何様かと思った。という愚痴。
JRが動かないこと分かったので会社に泊まろうかと思ったけど、バスがあるらしいとのことで、上司&先輩と9時半頃会社を出る。
バス停は並んでて、道路の混乱でいつ来るか分からないし寒かったので、先輩宅までみんなで歩いて、先輩の車で送ってもらうことに。
停電で外灯も信号も家の灯りも消え、車のないところじゃ真っ暗な中を、携帯カメラのライトで照らしながら30分くらい歩いた。
先輩の車に乗せてもらい、そばのコンビニちょっと寄って、上司宅~ラーメン屋~自分宅、と走っていただいた。
停電してるところとしてないところの差がすごかった。
ちょうど0時に帰宅。
家ん中は被害は実質0で、ものが数個落っこちてた程度だった。
あと鍵をかけ忘れてたっぽい窓が結構開いてたのが、虫嫌いとして一番ショックだった。最近やけに外の音が聞こえる感じがしてたので、ひょっとしたらもっと以前から開いてたのかもしれんのだけど。
テレビの電源が窓閉めてる間に消えてて、つかなくて焦ったんだけど、本体の主電源がなんかの拍子に消えただけだった。
ニュース見て改めて惨状を知った。
そんな一日。